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アームウォーマーの編み方・7(水通し)

こんにちは。広島のニットカフェ・講師の高橋亜子です。


今日はいよいよ、最後の仕上げについて書きますね。


編み地が編めたら、まず水通しをします。


この水通しと言う工程は、フェアアイルならではですよね。


編みあがって、何もしていない状態の編み地は、こんな感じです。


(これは、アームウォーマー1とは違う柄ですが)



編み物職人akoのフェアアイル・ニッティング


まだ何の処理もしていない編み地です。


編み地全体がボコボコしていて、模様もはっきりとは分かりづらいですよね・・・汗


そして、触ってみるとゴワゴワしていて、ちょっと固い感じです。


生徒さんにも、「ほんとにこれで、着てもチクチクしないんでしょうか?」と聞かれるくらいです。


フェアアイルの場合、編みあがった作品を、一度全て、ぬるま湯につけます。


セーターなどの大きな作品の時は、私の場合は、キッチンで使っている桶(?っていうんだっけ?)を使います。


今回のように小物の場合は、洗面器などでもOKですよ。


ここにぬるま湯をためて、一気にドボンと作品をお湯につけます。


すると最初は、下の画像のように、編み地が水をはじいて、水の玉がコロコロと表面を転がる感じになります。



編み物職人akoのフェアアイル・ニッティング


この状態では、まだ編み地の中に水が浸透していないのですが、しばらく編み地をもんでいると、ある瞬間に、「スーッ」っと水が入っていくのが分かります。


水が入っていったようなら、水の中で編み地同士を優しくこすり合わせます。


するとだんだん、表面がけば立ってきて、編み地が滑らかになってくるのが分かりますコスモス


水通しする前の編み地は、編み地全体が「キュキュ」っとちぢこまっていて、縦や横に伸ばそうとしても、あんまり伸びないのですが、水通しをすると、びっくりするくらいに伸びるようになります。


そして、裏の渡り糸も均一になり、編み地の表面のけば立ちが、良い感じにフェルト化されて、ようやくフェアアイル独特の風合いが出てくるのです晴れ

編み物職人akoのフェアアイル・ニッティング


こんな感じ。


表面のデコボコがなくなり、けば立ってフェルト化されているのが分かりますか?

そして、模様も以前よりははっきりと出るようになっています左下矢印

編み物職人akoのフェアアイル・ニッティング


水通しをするときは、やり残した部分がないように、まんべんなく、すみずみまでやるようにします。


ゴム編みの部分も忘れずにグッド!

編み物職人akoのフェアアイル・ニッティング

だいたいできたかなぁと思ったら、小物だったら手で絞り、セーターなどは、洗濯機の脱水機能で、20秒ほど脱水します。


そして、平らな所にバスタオルなどをしいて、きれいに形を整えながら、作品を置きます。


絞った跡が残らないように、手のひらで軽くポンポン編み地をたたくようにして、表面を平らにしながらやるといいでしょう。


この状態で、完全に乾くまで放置します。


裏側も乾燥したら、最後の糸始末に入ります。



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