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ニッティングベルトって何??

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いつも読んでくださってありがとうございます❇Blue&Brown事務局スタッフのいとうです。

さて、今日は『ニッティングベルト』について書いてみました♬

このブログでも2011年に高橋先生がニッティングベルトについて紹介されています
ブログはこちら

皆さん、ニッティングベルトをご覧になったことはありますか。

編み物経験がそれほど豊富でない私は、フェアアイルを習い始めるまで、そんな道具があることを全く知りませんでした。

アトリエレッスンで、生徒さんのお一人が、腰に巻いたベルトと長い針を持って編んでいるのを見て、その場にいた他の生徒さんと一緒に、その手つきに釘付けになってしまいました。

この記事を書くにあたり、高橋先生から実物をお借りしたので、写真とともにご紹介します。


ニッティングベルトとはどんな道具?


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ニッティングベルトは、馬の毛を詰めた革のクッションに、編み針を差す穴がいくつもあり、腰に巻くベルトになっている編み物道具です。

フェアアイルだけでなく、シェットランドレースやアラン、ガーンジーニットなどにも伝統的に使われています。

革のクッションと、14インチ(36cm)の長いダブルポイントのスチール針を使って編みます。

この写真のニッティングベルトは、クッションの革がおしゃれな赤色ですが、これ以外にも様々な色のバリエーションがあります。

クッションに空いている穴の大きさは均一ではありません。

これは様々な号数の針に合わせて、差す穴を変えるため、また、編み手にとってちょうどよい針の角度を選べるように、どうこに針を差そうかが選択できるようにするためです。

このベルトを腰に巻き付け、片方の針を穴に差し込みます。

もう一本の針を手に持ち編んでいきます。


輪で編む作品の場合、編む針が左右にあり、3本目の針が向こう側にあり、ここに反対側の編み地がかかっています。

シャットランドヤーンを販売している本家Jamieson'sのHPからはこのニッティングベルトを購入できます。

ちなみにお値段は48ポンド、日本円で約7,800円程でした。(2023.3.22現在)

こちらが販売されているページです⇒
Jamieson's Knitting belt


実際にニッティングベルトを使って編んでいる動画をYouTubeで見つけました!




動画のように、右手側の針はベルトで固定されているので、指を添えるだけで、針を大きく動かしたり支えたりする必要がありません。

多くの場合、糸は右手2本持ちで編まれることが多く、アトリエの生徒さんでも、ニッティングベルトを使えるようになるために、右手2本持ちの編み方を練習をしている方がいました。


シェットランドの人々とニッティングベルト

前回のブログ(こちら)でご紹介したように、シェットランドの人々は、生業として編み物をしていました。

また、燃料のピート(泥炭)を採掘し運搬するという仕事もあり、女性はその合間に家事や子育てをしていました。

そんなとき、腰に巻けるニッティングベルトがあれば、立ちながら、移動しながら、料理しながら...と何かをしながら、手が空いたときにすぐに編み物をすることができるのです。

編み物が生活の一部であるこの土地の人達にとって、指や手に負荷をかけず、場所や時を選ばずに効率よく編み物が可能になるニッティングベルトは、大切な仕事道具なんでしょうね。

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(original photograph from the National Museum of Scotland)

ニッティングベルトで編むことのメリット

メリット*Good Point

📌編み地が安定しやすい/右の針が固定されているため針の動きが少なく、一定の位置で編むことができます。それが安定した編み地の出来に繋がります。
高橋先生にお聞きすると、ニッティングベルトで編んだほうが先生も編み地は安定しやすいそうです。

📌編み地の重さが気にならない/クッションに差さった針は、手を放しても落下することがないので、ウエアなどの重さが気になる作品では、編み地の重みを負担に感じずに編み進めることができます。

📌指や手への負担が減り、痛みや炎症を防ぎやすくなる/編み物好きな人は、時間も忘れて編むことに没頭してしまいますよね。すると、編針を強く持って動かしたり、針が指に当たったりする時間が長くなり、どうしても負担がかかります。
ひどくなると、関節炎や腱炎などを引き起こしてしまい、編むことが苦痛になってしまいます。

ニッティングベルトがあれば、針や編み地の重さを感じず、針の動きが少ないので、楽に編み物を楽しむことができます。


私はまだニッティングベルトを持っていないのですが、機会があればぜひ本場の雰囲気や伝統を感じるこの道具を使ってみたいと思います。

でもまずは、輪針でも安定した作品を編めるように練習しないと😝!


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 編む時の道具