fc2ブログ

フェアアイルのことを1歩ずつ知っていこう!第1話

Beige White Minimalist Fashionable Model Blog Banner (1)

b_illust_45_1M.png

こんにちは!

Blue&Brown事務局スタッフのいとうです。

本日のブログ記事テーマは、フェアアイルのことを1歩ずつ知っていこう!シリーズの1弾です。

この記事では、シェットランド諸島のこと、そしてシェトランドシープの特徴についてご紹介します。

いま、フェアアイル講座は3期生の方まで受講されていますが、様々な編み物に触れてこられたベテランの生徒さんたちも、この講座に出会うまで、フェアアイルを学ぶ機会はあまり多くないことを、皆さんの実体験を聞いて感じました。

編む時の針についても、「これまで使っていた針では指定ゲージがうまく出ない。」「シェットランドヤーンの編み込みに適した針を教えてほしい。」などのご質問が寄せられています。

今目の前にあるフェアアイルニットが、どういった中で生まれ、世界に広がり、そして受け継がれてきたのか。

これまでと比較すると、少々内容が堅くなってしまいますが、その分少しづつお話を分けて記事をお届けできればと思います🤎


フェアアイルが生まれた島

名称未設定のデザイン (4) 名称未設定のデザイン (5)

まず、フェアアイルが生まれた島についてご紹介しましょう。

フェアアイルは、スコットランドに属するシェットランド諸島の南方の島、フェア島発祥の編み物です。

シェットランド諸島は100の無人島と、15の有人島からなる群島です。

場所はイギリスとノルウェーの間にあり、西は大西洋、東は北海という位置です。

15世紀頃にスコットランド領になる以前、約500年間はノルウェー領でした。

そのため、島の文化や慣習には北欧の痕跡が色濃く残っています。

一方、私たちがお世話になっている毛糸を生んでくれる羊たちはどこからやってきたのでしょう。

シェットランド諸島には、BC4000年の新石器時代から、原種となる羊が生息していました。

そこに、ノルウェー人系のヴァイキングが入植した折、その人々が連れてきた羊と、元からいた原種の羊の混血種が今のシェットランドシープです。

ちなみに、フェアアイルとは、スカンディナヴィア(ノルウェー、スウェーデン、デンマークなどの北欧)の地域の人々が話していた古北欧語(ノルド語)で『羊の島』という意味です。

土地がやせていて荒涼とした島では、農作物はほとんど育たないので、島民の主な収入源は漁業と、たくさんの羊たちから採れる羊毛を使ったニットや織物でした。

織物は土地税の一部として王に献上しなければいけなかったため、島民の手元に残るのは主に編み物でした。

シェットランドは、地理的に色んな国の船が行き交う場所にあり、寄港地としても最適で、色んな国の文化や人が交流する場でした。


シェットランドヤーンの特徴とは

名称未設定のデザイン (6) 名称未設定のデザイン (7)

樹木が少なく、荒涼とした厳しい自然にさらされているシェットランド諸島。

年間を通して風が強く、実際にシャットランドへ行かれた高橋先生に聞くと、背丈の高い植物が育たないので、島は海のブルーと、むき出しの大地のブラウンの印象が強く残っているそうです。

過酷な環境下で生きているシェットランドシープは、草が十分にないときは海藻をも食べていた、と言われています。

そんな羊は、他の種類と比べると体は小柄で、一頭から採れる羊毛は少ないそうです。

特徴としては、毛足が長い、細くて柔らかく丈夫、自然な縮れがある、軽い。

そのため、編み込みにした時に、糸の縮れ同士がうまく絡まり、スティークなどで編み地を切っても解けてきません。

軽量なために、編み込みのウェアでも重さを感じず、軽やかに身にまとうこともできます。

フェアアイルでは、完成した作品は水通しをして、編み地をフェルト化します。

さらに毛糸が絡まり、隙間がなくなるので、冬の冷たい風を通さずとっても暖か。

個人的に、日本の電車や屋内では、暖かすぎて袖付きのウェアは着ていられない程です(笑)


b_illust_45_1M.png

第1話はいかがでしたか😉

次は、シェットランドの人々の昔の暮らしや、その中でフェアアイルがどのように生まれたのか、についてご紹介したいと思います。

ブログは毎月10日と20日に配信しています💻

次回もお楽しみに♡
関連記事
SHARE

コメント 0

There are no comments yet.
 フェアアイルとは?