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色番号が書いていないときは・・・★フェアアイルのデザイン

高橋亜子です。

先日初めてニットカフェにいらしてくださった方が、次回作として、カーディガンのご注文をしてくださいました。

フェアアイル愛好家だったら、たぶん表紙は見たことがあるかもしれませんが・・・

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永遠のフェアアイル・セーター(日本ヴォーグ社)

こちらの本は、1996年に発売された、ちょっと古いものですが、デザインや色の組み合わせなど、伝統的なイギリスの雰囲気がたくさん詰まっていて、今でも十分活用できる本です。

当然こちらの本、もう発売はされていませんが、もしかしたら復刊するかも・・・?というお話を聞きました。

ところでその生徒さんは、こちらの本に載っていたカーディガンが編みたいとのことで、ニットカフェが終わってから、早速編み図の作成、糸選びをしていました。

最近のフェアアイルの本は、ものによっては色番号を全部記載してありますが、こちらの本は、残念ながら番号は書いてありません。

たとえば、「たまご色」とか「オリーブグリーン」とか「暗い茶」とか、かなりざっくりとした表現のみです。

もちろんシェットランドヤーンのカラー見本なども載っていないので、本の作品とにらめっこしながら、近い色を自分で探していかなければなりません。

これ、簡単そうで、案外大変です。

というのも、たとえば「たまご色」と言われて、色見本帳だけをみて、「いかにもたまごの色みたいな色」をピックアップしたとしますよね。

同じように、「紺」「暗い茶」「青みの紫」など、単体で色を選んでいき、並べておいたとします。

そうすると、どんどん色の数が増えていくと、全体のバランスが崩れてしまってくるのです。

なので私は、このような場合は、単体で色を選ばずに、全体のバランスを見ながら、色選びをしていきます。

つまり、まずベースになる色を、本に近い色で1色選び、それ以外の色は、その地糸と調和する色を使っていくのです。

ですから、場合によっては、本に書いてある通りの色ではなくなることもあります。

この作業を、300色以上ある色からするので、とても神経を使います。

今回の作品は、色数も多く、色を一つ変えただけでも、イメージがガラっと変わってしまうので、長く着ても飽きがこないような、落ち着いた雰囲気にまとめてみました。

(たぶん実際の本の色味は、もう少し鮮やかかもしれません)

4_20120910110055.jpg

そして、色を決めた後、試し編みをしたのが、こちらです。

画像では、ブルー(紺)の部分が多いですが、実際は真ん中のキャメルが一番多く、地糸となります。

ですので私は、最初にキャメルの色を、実物と近いもので選び、それに合うように、他の色を選んでいきました。

5_20120910110054.jpg

本のデザインだと、もう少し鮮やかだと思います。

私は少し色味を落として、落ち着いた感じにしました。

6_20120910110054.jpg


地糸のキャメルは、こんな感じです。

ブルーの部分が、色がたくさんあって、派手になってしまうのでは?と思うでしょうが、実際はキャメルの部分が多いので、全体的には、茶色のカーディガンになります。
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