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最初にアームウォーマーを編む理由

こんにちは。広島のニットカフェ・講師の高橋亜子です。



私のニットカフェに初めてご参加いただく方は、必ずアームウォーマーかレッグウォーマーを最初に編んでいただいています。

編み物が得意、フェアアイルを編んだことがある、こういったことは関係なく、です。

これには理由があります。

普通編み物をする場合、ゲージを最初に編みますよね。

そしてそのゲージをもとに、実際に編む際の、1段の目数、全体の段数を計算します。

本当はフェアアイルのレッスンでも、最初にゲージを編んだ方がいいと思います。

6_20121109102812.jpg

でも1か月に1回しかないレッスンで、せっかく来たのに、「さあまずは、一緒にゲージを編みましょう」と言われたとしたら・・・

どうでしょうか?

「え~、すぐに作品を編みたいのに~」と思うのではないでしょうか。

もし私が生徒さんの立場だったら、そう思うでしょう。

ですので、私のレッスンでは、初回からいきなり作品を編みます。

「え?でもゲージは大丈夫なの?」

・・・ということで、最初にアームウォーマーなわけです。

このアームウォーマー、1周が64目で、輪にして編むと、幅がちょうど10cmくらいになるのです。

つまりアームウォーマーを編むことで、同時にゲージも編んじゃっている、というわけです

1周64目で、輪にすると32目ですよね。

この目数でぐるぐると編んで、幅がだいたい10cmくらいになれば、フェアアイルのゲージとしては、適正ゲージと言うことになります。

編み始めてから数cmたまったところで、平らに置いてもらって、幅を計ってもらっています。

その状態で、だいたい10cmくらいであれば、OKです

アームウォーマーは小物なので、多少大きさがマチマチに仕上がっても、使う際にあまり支障は出ないし、ゲージを編みながら使えるものを編んでいるので、一石二鳥ですよね。

5_20121109102813.jpg

このアームウォーマーを一つ編むことにより、フェアアイルの糸に慣れてもらう、模様編みに慣れてもらう、手のきつさを覚えてもらう、ということを一度にすることができます。

私も生徒さんお1人ずつの手のきつさをチェックできますし、仕上がったアームウォーマーのゲージを正確に計って、生徒さんお1人ずつの記録として、メモしています。

そしてその生徒さんのゲージを使って、2作目以降の作品の編み図を作っているのです。

ですので、AさんとBさんが、同時に同じベストを編むことになり、お二人に編み図を作ることになったとしても、お二人のゲージが違えば、編み図もそれぞれ違う編み図をお渡ししているのです。

もちろん、作る私としては、同じ編み図をお渡しした方が、楽ですよ。

でも、少しでも完成度の高い、満足してもらえる作品を作ってもらいたいので、このようにしています。

以前レッスンの時にこのお話をしたら、何回もいらしている生徒さんから、「先生、そんな話、初めて聞きました」と言われたので、ちょっとブログに書いてみました。


テーマ : ハンドメイド雑貨*イベント*
ジャンル : 趣味・実用

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