色の順序を変えるだけなのに・・・
こんにちは。akoです。
「色」のお話を続けて書いていますが、
今日は、「色の順序を変えるだけで、
こんなにも雰囲気が変わってしまう」というお話です
例えば、ある7色の色を使って編むことに決めたとします。
その7色のうち、Aの色を地糸で編む場合と、
Bの色を地糸で編む場合だと、
同じ7色の色で編んでいるのに、
全然雰囲気が違ってきます。
または、地糸の色はAで決まっていて、
配色糸の並べる順番を変えるだけでも、
また違ってきます。
私がよく参考にしている本から、図を抜粋しますね。
Alice Starmore's Book of Fair Isle Knitting
The Art of Fair Isle Knitting: History, Technique, Color & Patterns
例えば上の二つの図。
配色糸はすっかり同じで、
地糸の白とベージュの順番を変えています。
上の図は、白が外側、ベージュが内側
下の図は、ベージュが外側、白が内側です。
順番を変えただけなのに、
また、こちらの図。
同じ柄で、同じ6色の色を使っていますが、
並べる順番を変えたり、
地糸と配色糸を逆にしたり、
いろいろアレンジした例です。
こちらも、雰囲気が違いますよね。
また、こちらの図。
これは、上の図も下の図も、
同じ色、同じ順番で編んでいるのですが、
模様が違います。
上の図は、模様がわりと細い感じで、
どちらかと言うと、配色糸の出る割合が低いですよね。
下の図は、模様が全体を占める割合が大きく、
配色で使われているオレンジやブルーが
たくさん出ています。
このように、同じ色、順番で編んでも、
編む模様によっても、こんなにも違ってくるのです
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